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モバイル一頭一布プロジェクト
-A4サイズの布が繋ぐ、ウガンダと日本-

掲載日:2018.02.05

賛同いただける方は、拡散をお願いします。

ウガンダでの搾乳風景

[モバイル一頭一布とは?]

ウガンダで進行中の酪農学園大学によるJICAプロジェクトで、ウガンダの主要酪農地域、ムバララでは潜在性乳房炎が広く蔓延していることが分かりました。その大きな理由として、放牧地で手搾りする場合、牛舎から離れているため水場がなく、搾乳者が汚れた一枚の布でたくさんの牛の乳房を拭いてしまうことが挙げられます。

そこでプロジェクトでは、一つのバケツに予め洗濯・消毒し、半乾燥した布をたくさん重ね、別途手洗い用の水を搾乳場に運ぶことを考えました。搾乳者は放牧地で一頭につき一枚の布で乳頭を拭き、搾乳します。一頭終わったら、布は空バケツに入れ、持ってきた水で手を洗い、新しいきれいな布を取り出して、次の牛の乳房を拭きます。これを「モバイル一頭一布」と名付けました。

[皆様へのお願い]

このプロジェクトでは、ただ技術を移転する、のではなく、この機会に日本の市民の皆様にも直接参加いただき、「布」を通してウガンダの人たちにも生きた日本の人々の存在を感じてもらえるような交流の場を作りたいと願っています。

御賛同いただけた方は、以下の布を私どもにお送りください。皆様の心を、ウガンダに届けます。第一陣は、3月6日に4名の学生とともにウガンダに届けに行ってまいります。

「布」
(1) A4サイズに近いもの
(2) 表面にループ構造の付いたタオル生地は、ループ部分に細菌が付いた汚れが絡まりやすいので、お送りいただいても持っていけません。古Tシャツ、ワイシャツ、日本手ぬぐいなどには、ループ構造がないのでお勧めです。
(3) 出来れば顔写真、お名前と御住所、メッセージを英語で書いたものを添えてください。受け取った農家からお礼や挨拶の手紙が届くかも知れません。
御送付、お問い合わせは以下まで

酪農学園大学 獣医疫学准教授
蒔田浩平
〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582
Tel: 011-388-4761(研究室直通)

皆様の暖かいお気持ちを、是非ウガンダへ。