酪農学園大学 WOAH 食の安全コラボレーティングセンターとは?

動物衛生の向上を目的とした政府間機関である国際獣疫事務局(World Organisation for Animal Health:WOAH)は、特定の専門分野においてWOAH加盟国への技術的な支援などを行う機関として、29カ国、77施設(2021年時点)をコラボレーティングセンターに指定しています。

酪農学園大学 獣医学群は、東京大学食の安全研究センター、シンガポール国立食品科学センターとともに、WOAH食の安全コラボレーティングセンターコンソーシアムとして、特にアジア太平洋地域のWOAH加盟国の動物生産における食の安全(Animal Production Food Safety)の向上に貢献しています。

酪農学園大学 WOAH 食の安全コラボレーティングセンターとは?

WOAHとは?

国際獣疫事務局(WOAH)は1924年、フランスのパリで設立された世界の動物衛生の向上を目的とする政府間機関です。 国際獣疫事務局はOIE(Office International des Épizooties)として設立され、英語名 World Organisation for Animal Health を使用する際にもOIEの略語で呼称されていましたが、2022年6月に英語名に併せて略語WOAHとロゴを更新しました。 日本は1930年に加盟し、2017年現在では181の国と地域が加盟しています。パリに本部を置き、下記の目的のため多岐にわたる国際的活動を実施しています。

 1) 世界で発生している動物疾病に関する情報の提供
 2) 獣医学的科学情報の収集、分析および普及
 3) 動物疾病の制圧および根絶に向けた技術支援および助言
 4) 動物および動物由来製品の国際貿易に関する衛生基準の策定
 5) 各国獣医組織の法制度および人的資源の向上
 6) 動物由来食品の安全性の確保ならびに科学に基づくアニマルウェルフェアの向上

詳細は農林水産省 国際獣疫事務局およびWorld Organisation for Animal Health参照。

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